東横イン 新宿で、三輪康子といえば、日本一あぶないところでホテルのマネージャーをやっていて、いまでは日本有数のホテルへと築いた人です。
三輪康子さんの本、日本一クラーマー地帯で働く日本一の支配人では、よくぞ女性でありながらできたなあと思います。
やくざなどが、出入りするところで、他のお客さまのことを考えて面と向かって注意を促すところは、命を張って頑張ってる姿に、感動です。
三輪康子さんのどこにそんな力が秘められているのかが、この本からは、読み取れるんでしょうか。
クレーム対応のプロの姿に、なにか、おもてなしとはどういうことかが、隠されているように思います。
再生エネルギーによる発電方法が84%という最多の数字となりました。
国民が望ましいと思っている発電方法です。
3.11以後は、日本人は原発へは心はもう戻らないでしょう。
資本主義の逝く果ては、大きな資本の一人勝ちですから。
効率からいえば、原発の方一番よかったように、見せかけられてきたので、しょうがないですが、本当の姿が、震災後観てしまったので、原発ほど、あとで高くコストが掛かる発電方法はないということがわかりました。
再生エネルギーは、いまのところは太陽光発電システムですが、まだまだ原発よりほんのわずかです。
それでも、効率を求めて原発を稼働させるのかが、人間の未来への責任のとり方かもしれませんね。
下町ロケットという小説が、売れてきているようで、直木賞に決まったということもあるんでしょうが、
作者の池井戸さんの、思いが、とっても好きです。
東京大田区といえば、下町の工場が多いところですが、小さいながら奮闘して行く姿を暖かく
描いていることにとっても感銘しているんだと思う。
3.11以後は、大手より中小企業の方がよほどたいへんなんですよね。そうしたところい視点をあててかいている小説があって、もっと光があたっていてもいいんではないでしょうか。
下町ロケットは被災地の人を励ます小説だと思いますね。池井戸さんのスタイル好きだな。
渡辺和子さんは、クリスチャンでもあり、看護の立場からも、現代への警鐘を
こめての、現場からの思いを伝えてくれているように思います。
人は結局弱い存在ですが、でもみんなでまとまれば、強く生きて
いけるように思います。そのために、寄り添いながら、1日1日を
ゆっくりと、丁寧に生きて行くことを教えているよに思うんですがね。
渡辺和子さんのいう、美しさときれいさは、違うというお話。
現代人がたぶん、商業主義的な見方しか、教えてられなかったので、
違いがわからないのではないでしょうかね。
IT技術が発達すると、人間がやる仕事がいままでの
意識のままだと、やることが少なくなっていくようになります。
そのとき、人は、何をやることでしょうか。
物質文明に犯された人間の命・頭は、次のステージへ
こころを求めて、いくことができるのでしゅうかね。