ふるさと納税の返礼品が、

サービスの提供するケースが増えてきた来た

 

お墓清掃業務

(墓掃除をしている業者)

 

ふるさと納税の返礼品の過度な競争が本来の目的とは
違う方向へいく傾向がある自治体が増えてきました。

 

そのためか、監督官庁である総務省は、2018年4月2日、
ふるさと納税の返礼品に関する通知を各都道府県知事あてに
出しました。

 

ふるさと納税の返礼品は、自治体の区域内で生産されたものや
提供されるサービスとすることが適切であるということ。

さらに、地域資源を活用した地域の活性化を促しています。

 

一昨年2017年度で、返礼品率が3割を超えるものを返礼品としている
自治体には、「責任と良識のある対応」を求めています。

自治体によってふるさと納税といっても、捉え方がほんとに
バラバラですね。本来の目的からあまりにも逸脱していることに
一般庶民の感覚すると、行政もそこまでやるのか・・・と。

 

 

ふるさと納税、「提供されるサービス」とは、

全国で草刈りサービス
お墓清掃サービス
郵便局のみまもりサービス
空き家見守りサービス

などがあります。

 

 

ふるさと納税での返礼品が必ずしも物にこだわる必要も
ないということがわかります。

 

このなかでも、寄付者の抱える悩みに対応したものとして、
空き家見守り、また草刈りなどは、ありがたいものです。

 

行政側にとっても、空き家の実質の管理を所有者に代わって
行うサービスを返礼品に加えることはメリットがあるはずです。

 

また、田舎の年老いた親の訪問サービスは、離れて暮らす家族に
とっては願ってもないことですね。

 

寄付者の善意に応えて、地域の課題にも取り組めるような
仕組みになれば、ふるさと納税の目的は、大いに貢献できると
いってもいいのではないかと言えます。

 

ふるさと納税は、寄付者の抱える悩みに応えるを
サービスとして提供していくことは、新たな試みとして
さらに取り組んでいく価値あるものと言えます。