シェア経済5000億円の市場規模
(シェアリングエコノミー促進室 | 政府CIOポータル)
シェア経済が広がってきました。
内閣府が発表した所では、2016年の市場規模が
4700億円から5250億円に上るとの推計です。
インターネットとスマホの普及によって広がって
きたのが、シェア経済と見ていいのでしょう。
ネットを介してものやサービスを個人間で売買・貸借
するのがシェア経済(シェアリングエコノミー)といいますが、
この広がりの背景にはスマホの影響の大きさがあります。
スマホ一台でアプリや仲介サイトから、簡単に個人の
所有物を手軽に売買出来る時代になっているのは、
過去にはなかった経済の仕組みでしょう。
例えば、「Airbnb(エアービーアンドビー)」は草分け的存在で
有名ですが、個人所有の住居の空き部屋等を他人に貸し出すサービス
ですが、2016年世界191カ国34000以上の都市で利用ができています。
さらに、自動車や自転車を共同利用するサービスが
急速に普及してきているのも、シェア経済がこれからも
拡大していくのは間違いないでしょう。
「ライドシェアリング」と呼ばれる、「Uber(ウーバー)」
など自家用車を利用した配車サービスですが、
現在は米国を中心に利用者を増やしているようです。
スマホ一台で、今いる地点に車を配車出来る仕組みです。
シェア経済の国内市場規模の内訳と事例
スペース 1400億円
民泊、駐車場、空き地、テナントの貸出
モノ 3000億円
雑貨など個人化の貸借、中古品の個人間売買
スキル・時間 150億円から250億円
家事代行、写真撮影などの技能提供
カネ 150億円から200億円
ネットを通じて寄付を募る「クラウドファンディング」
合計 4700億円から5250億円
地域振興などに活用すれば、地方経済に活性化への
手段として、住民の新たな収入源などが期待されます。
地方自治体でも民間業者と提携して地域の課題解決や
経済の活性化までも目標におくこともできます。
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