円高が少しずつ、円安へと動いていいるようで、日銀の金融緩和策が市場に受け入れられているようです。
市場とは厳しいものですね、どんなことをいってもやらないと結局もどりますのでね。
今の世界の金融は、実質経済よりは、貨幣のほうが多いことに愕然とする思いですね。
何故かものを作っているよりは、売った買ったの繰り返しのほうが、楽に稼げるように、思えてしまうからでしょうか。それなりのリスクは当然あるんでしょうが、しかし、資本主義の行き着き先は、常に差を求めて世界中に次から次へといきますので、きりがないです。でも今行きている世界がそうなんですから、そこを避けて生きていくことなんて到底できません。だから、皆必死なんですね。
皆が、平等に生活出来る世界なんて、来るんでしょうか?中東の問題だって、今では日本でも関係ないね・・・なんていっていられないですからね。
知ろうと知るまいと、皆石油の上の文明の恩恵を受けて生活しているんですからね。
持続可能な社会のために、共生する知恵は、いまこそ求められている気がしてなりません。
コダックが、とうとう日本で言うところの民事再生によるようで、破綻してしまいました。
米国・イーストマン・コダックといえば、写真用品大手も大手で、カメラのフィルムだけでなく、映画用のフィルムだけでもほぼ独占していたんですから、ドル箱もいいところだったでしょう。
でも何故、コダックが破綻してしまったのかというと、
結論は、時代の趨勢を読まないで、昔からの体制に温存して常に革新的に取り組んで来なかったからですね。
今流行りのデジカメもコダックもかなり早くからやっていたんですが、その当初は、フィルムが売れて売れてしょうがないから、面倒くさいデジカメの部門なんかを、売却していったというんですからね、・・・先を見る目をあまりにも持たなかったということでしょう。
デジカメ部門を残しておいて、次のトレンドに備えるぐらいのことをしておけば、まさか潰れるということにはならなかったのではないか?
やはり恐竜が何故滅んだのか?
それは、変化できなかったからと言われています。
地球環境の急激な変化とかその他の色んなことを言われているけそ、その本質は、なにか?
ズバリ!・・・・・回りの変化に自分から対応して変化・変化していけなかったからでしょう・・・。
そう思うと、次のコダックはまだたくさんあるんでしょうか?皆、少なくとも、次世代への生き残りをかけて日々奮闘しているというのが経済社会でしょう。
変化をしなくても生き残っている組織は公務員だけでしょう・・・・・。だから、・・・・・・・。ね。
でもいずれ、国民大衆から、何かおかしいよね・・・・あれね・・・・ということに必ずなるんではないでしょうか?
米国では、特許法が改正されるそうですね。
1952年以来の抜本的な特許法改正ということなんですね。
米国では、最初の発明者に特許を与える「先発明主義」だったんですが、
改正されて、最初の出願者に特許を与える「先願主義」に変更されるということです。
いままでは、米国のみ先進国で唯一「先発明主義」を採用していたんですが、
これは、いざ証明しようとするとまずもって、時間がかかりすぎるわけですね。
先に発明したかは、広く社会へ浸透させないと、争いごとでも他人が
知る由もないわけですからね、やはり合理的に考えても先願のほうがいいようですね。
しかたないのかもしれないが、それしかないでしょうね。
もともと発明なんて、他人が知る由もないんだから、
広く社会に知ってもらうには、書類で申請するしかないでしょうね。
悪いやつはいるかもしれませんが。それはまた別の問題ということです。