伝わる、わかりやすい文章こそ、いい文章であるということが、大事ではないか?
文章表現の上手さがイコール、そのまま、伝えたい内容を伝わるということでもないし。
情報伝達の手段としての言葉と文章であればこそ、相手に伝わったかが一番大切なこと。
いくら上手な文章を書いても、相手に伝えたい情報が
伝わらなかったら、それこそ本末転倒というもの。
そう思うんですが。
その方法として、普段にしゃべっているように、
しゃべり言葉を文章のリズムに入れれば、伝えたい内容が伝えやすいのではないか?そう思うんです。
そのために、読み手を想像し、必要な情報を送り出す
ことや、読みやすく、わかりやすい文章で書こくこと。
そういうことが、ネット上ではより必要ではないか。
検索によって、今閲覧しているサイトへたどり着いているわけです。
ここで、まずは、検索者自身が選択して「其のサイト」を見ているわけですね。
だから、余計なことは、後から言えばいいんであって、
サイトへ来た人にとって、一番大事なことは、
検索者の検索ワードに対する答えの内容なんですね。それさえあれば、いいわけです。つまりは、結論が先のほうが、いいわけですね。
理由は、あとからいくらでも・・・ということです。
42 世界を変えた男 という映画、今公開されていますが、米・大リーグの黒人選手の話です。
ジャッキー・ロビンソンです。
永久欠番となった背番号42の持ち主の話。
人種差別が残る1940年代の米国で、野球界でも
同じように黒人にせは、差別があったわけです。
それを・‥…変えるには差別されても、やり返さない勇気、何があっても怒りを抑えること。
このことを貫き、やがて野球界の意識を変えてしまうという男の話です。
勇気を持つといえば、ぎゃーすか、ぎゃーすかと、
自分の意見・主張を勇ましく言い続けることのように思いますが、
却って、耐えることを選択する勇気の方が
よっぽど、勇気がいるということですね。
考えてもみれば、戦争でもそうです。
やられたらやり返す、倍返し・・・・・・。
其の考え方の先、延長には、・・・・・・戦争しかありません。
そのことを見事に、表現しているのが、この映画である、主人公・ジャッキー・ロビンソンです。
この夫人もまさに、そのことを言っているようですね。
さすがに、偉い人だなぁと、思います。
ヘルゲランド監督が言っています、
「僕の作品はどれもアイデンティティーを確立する物語。人物が変わる瞬間、自分を受け入れる瞬間に興味があるんだ」と。
こういう映画を日本人も作って欲しいですね。