シェアハウスというのは共同賃貸住宅の形式で、大きめの一戸建ての居室部分を入居者がそれぞれ借りて(占有)、
居間や台所、風呂など水周りは居住者全員で共有するというタイプの賃貸形式をいいます。
ぶっちゃけ、まかない人や管理人がいないといった「寮」や合宿所といったイメージです。

日本でのシェアハウスは、欧米の「ルームシェア」とは違いますね。
欧州の場合は条件の合った人同士で普通のアパートの1室を借りています。
一方で日本は、はじめから共同生活をすることを念頭いおいて貸すほうがそれように建物を改装している
ということです。
いまブーム再燃の背景には、「震災の影響で、大勢で暮らしたいと考える人、
コミュニティや交流を重視する人々が増えてきた」(日本土地建物)というのがあるようです。

震災後日本人の心には、人間らしい生活とは何かを今一度問うているような
きがしてなりませんね。やはり大勢の人の中で生活するのが自然なのでは
ないでしょうか。決して一人で生活することが、リッチな生き方ではないというのが
多くの人の心の根底になってきているのではないでしょうか?