Bコーポレーションとは、ベネフィットコーポレーションということ。
社会の利益を目的とする社会貢献型法人というのです。
米国での民間認証制度として、始まったものですが
企業の新しい形として、今後期待出来そうでしょう。
どうしても税制上の扱いとかで、利益自体が大きく変化
していくので、その扱いで、国との対応が気になる所です。
ただ、目的とするところが、素晴らしいので、
なんとか、少しでも広がっていくことを期待したいですね。
株主に利益を追求する施策をしなくても怒られないなんて
面白いです。これが、株主の利益追求に、それも短期の利益追求に
厳しいという本家本元の米国で、はじまっているんですから、
おもしろいですね。
2006年に設立されたB Labという企業が、独自指標を通じて、
参加しようとする企業が「社会や環境によりよい企業活動を行うことを表明し、
行動する会社」であることを証明するための評価を行っているんですね。
現在、約1,200社が認定を受けてます。
日本では民間の認定制度は、どうしても権威あるものとして認められてない。
まして、税制として、メリットがないと、面白みがないので、参加する企業が
少ないのでは?それが心配ですけど。
それでも、今後の若者の考えと、行動を支えるものとして、
こうした社会利益を目的とする企業が力ある企業として社会的認知されるようになれば、
なにか、働く意義も変化していくのではないでしょうか。