現代人は昔の人に比べて、口のさまざまな機能が衰えているというのは
歯科医ならばほとんどの人が気づいているようです。

口のアンチエイジングの第一人者、鶴見大学歯学部附属病院病院長の
斎藤一郎歯科医師によれば、
「昔は『噛めば噛むほど味が出る』という食事が多かったものですが、現代人は、
よく噛まずにのみ込める麺類などのやわらかい料理を好んで食べる傾向があります。
その結果、噛む力が昔より衰えてきた。噛むことは単に食べものを細かくすることだけでなく、
唾液の分泌を促したり、口のまわりの筋肉を鍛えたりする働きがあるのですが、
それが充分でなくなってきているのです」

確かに柔らかいものばかりでは、噛むという行為がなくなありつつあるのが
いまの美味しい食事となっていますからね。
このままだと、ホントマジで人間は、細長い顔で
サプリメントで済ませるという変な・・生きものになってしまいますね。

口の健康へ、教養を高める啓蒙していくことがたいせつでしょう。
やっぱり噛むというのは、正しいことですね。
噛めなくなった犬は、もう死ぬしかないといってました。
獣医ですけどね、たしかそう言ってましたよ。

人間も同じようでしょう。
たまには硬いものもかまないといけないでしょう。