人生の最大幸福は、家庭生活の円満と職業の道楽化による。
これは、本多清六博士が言われたことばです。
なかなか含蓄に富むことばです。
人生経験を真剣に生きてきた人ならではのことばです。
傾聴に値することばですね。
以下、本多清六博士のことばです。
私の体験によれば、人生の最大幸福は、家庭生活の円満と職業の道楽化による。
職業を道楽化する方法は、ただ一つ、勉強に存する。
努力また努力のほかはない。
あらゆる職業は、あらゆる芸術と等しく、それに入るに、はじめの間こそ多少苦しみを経なければならぬ。
しかし、何人も自己の職業、自己の志向を天職と確信して、迷わず、疑わず、専心に努力するからには、
早晩必ずその仕事に面白味を生じてくるものである。
本多静六博士の自伝・体験からの一代記は、読み応えがあります。
たぶん、いちどならずとも、一生のうちに、何回読むことになるだろうか。
人生限られた時間の内にやることを、どうしても優先順位をつけてやる必要があります。
その時に、先人の残された人生観は、とっても役に立つものです。