リボ払いとは、リボルビング払いのことで、
クレジットカードの支払い方法の一つです。

 

 

リボ払いは、便利な半面、注意が必要です。

 

クレジットカードの支払いは、
翌月一括払い、分割払いがあります。

 

リボ払いは、利用金額・件数にかかわらず、
毎月の支払いが一定額に抑えられます。
このことが家計管理をしやすくしてくれます。

 

 

一方、注意点としては、
手数料(実質年率15~18%程度)がかかりますので、
無計画に利用すると支払い残高が増えて、
延々と支払い期間が続くということになります。

 

この点をよくよく理解することが必要です。
結局は、リボ払いは消費者金融でお金を借りるのと同じことです。

 

 

リボ払いの仕組み

<定額方式>
支払い残高に関係なく、毎月一定額を支払う方式。
支払い残高が増えても毎月の支払い額(元本返済額)は変わらない。
支払い期間が延びても、その期間は手数料がかかります。

 

<残高スライド方式>
支払い残高に応じて毎月の支払い額が変化するシステム。

 

例)支払い残高が10万円未満の場合
支払い額が月5,000円

支払い残高が10万円以上の場合
支払い額が月1万円になります。

 

 

リボ払いにする4つの方法

1.リボ払い専用カード
支払いは全てリボ払い(一括払いは不可)

 

2.事前登録型リボ払い
事前に支払い方法をリボ払いに設定すると、以後
利用したものは全てリボ払いになる仕組み

 

3.店頭選択型リボ払い
買い物した時にお店で、リボ払いの申し出(選択)をする

 

4.後からリボ払いに変更
クレジットカード利用後に、インターネットや電話などで
リボ払い変更する。

 

リボ払いの注意点として
・カード作成時に支払い方法の確認をすること

リボ払いのトラブルで一番多いのが、支払い方法の確認不足に
よるものです。

 

トラブルの具体的事例で多いのは、

・特典が付くと言われてカード作成したら、
後でリボ払い専用カードだった

・翌月1回払で決済したのに、リボ払いになっていた

等で、多額の手数料を支払いことになっていたことです。

 

なので、カードを作成する時は、支払い方法は必ず確認することです。

カード作成時にポイントが付与されるキャンペーンでは
特に注意が必要です。
「リボ払い専用カード」「事前登録型リボ払い」
が条件になっていることがあるので注意します。

 

 

■リボ払いの利用状況の確認をする
・送られくるカードの利用明細書でリボ払
いの利用状況は確認出来
るので必ず目を通します。
不明な点、わからないことがあれば、カード会社に問い合わせします。

 

■トラブルを防ぐために
・カード会社によってリボ払いの仕組みが違っているので
利用案内書や規約などは、理解した上で利用するようにします。

 

 

◎注意点:リボ払いは消費者金融でお金を借りるのと同じこと

手数料(実質年率15~18%程度)がかかります。
無計画に利用すると支払い残高が増えて延々と支払い期間が続く

 

例)リボ払いで商品を購入する

ブランドバッグ 代金30万円
月々の支払い  毎月6,000円
金利は14.52%とすると、・・・・・・。

月々6,000円のリボ払いすると、合計で46万3319円。
金利だけで16万を超える支払いになります。

 

支払い回数は78回。かかる年数は6年半もかかります。

 

もし、他の買い物などをした場合ですと、
月々の支払いの金額6,000円は変わりませんが、
その分当然、完済する期間は延びますよね。

 

 

そうすると、支払わないといけない金利も後ろに延びることになります。

 

これって、怖くないですか?
だって、毎月の支払い金額は変わらないので、
つい買い物をしてしまうと、・・・・返済期間が後ろへ延びますよね。

 

そうすると、その金利の返済もふくらみます。

これが、借金の地獄の始まりとなっていきます。

 

だから、リボ払いはしないほうが、いいわけです。

やるにしても、月々で精算するなどのできる方法を選ぶべきなのです。

 

 

 

参考:
定額リボルビング払い金利・支払期間・支払総額計算
https://www.bankrate.jp/calc/revolving/