ブロックチェーンという言葉は、日本ではあまり知られていない。
でも、海外へ目を向けると金融機関においては、ビジネスに採り入れる動きが
かなり出てきている。

およそ、ブロックチェーンとは、何か。
金融取引に関する情報をネット上の電子帳簿に記録する技術のことを言います。

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10分くらいの取引内容を記録したブロック(固まり)が、チェーン(鎖)状に
次々と更新されていく。そのために、この名が付いている。

従来の金融機関の取引では、セキュリティを保つために「中央集権的に管理」しているのが一般的なことでした。
これに対してブロックチェーンというのは、「分散型に管理」しているイメージで、
ネットワークシステムです。

ブロックチェーンの利点としては、あげられていること。
1.低コストでできること。
2.外部からの改ざんがされ難いことがあります。

2つの要素が組み合わされている。
・「あるブロックと、そのひとつ前のブロックに関する情報」
・「一定時間内に行われたあらゆる取引のリスト」..

「ABC口座」から「DEF口座に10,000円送金した」といった取引情報が、
ブロックには全て記載されていくこと、またそれを誰でも見ることができる。

ブロックチェーンには、こうした過去の取引の内容が全て記録されていることに
なるので改ざんするには、過去のブロックの内容を全て書き換えねばならなくなります。

実際はそれは、かなり不可能にちかいことです。

そのために、この技術があったために、ビットコイン(仮想通貨)が生まれたのです。

今、海外では、多くの金融機関がコストが低いことや安全性にも優れているので、ブロックチェーンを使うようになるのでしょう。

有価証券の発行なども行うということも使うことを表明している金融機関が既にありますので、今後、この「ブロックチェーン」という技術が大きく金融取引を変えていくようですね。

「仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない」という本を出している野口悠紀雄さんが言われているから、将来は大きなウェーブになるでしょう。