会議通訳者として有名な高松珠子さんのインタビューを見ていて
ハッとしたんです。それは、英語の学習の事で、今までのやり方のことです。

高松珠子が言うのは、とってもシンプルです、簡単です。そして楽しそうです。
それは、英語のテレビ番組を見ること、しかもドラマシリーズがお勧めということ。

普通は、映画で日本語のテロップがあるもののほうが、いいのかなと
思いがちですが、高松さんが言うのは、逆です。

英語のテロップが出ているのがいいというものです。
つまり、生の英語を音と、文字で、聞く事で、英語のテンポなどを
生きたことばとして学習することができるということです。

これは、米国内でも、移民の人の多くがこの方法を取り入れている
ということなのです。

そして何よりも、英語習得の方法として、英語を「勉強する」というより、
「内容をとてもとても知りたいのでその手段として英語を理解しよう」という
 気持ちにさせるアプローチとして提案していることが、
非常にその通りかもしれないなと感じましたね。

とかく日本人は、他人の目、評価を気にするような風土で育って来ているので
外国へいってもグループ学習で一人でも日本人がいると、コミュニケーションを
積極的に英語で行えないんだそうですね。

しかし、すべてが外国の人だと、できるんだとか。

だから、日本人はことばを学ぶのに、少し真面目すぎる感覚が
返ってダメにしているようです。

テレビドラマのシリーズものを、自分の興味の出るものを
何度も見るようにすれば、いいんですね。

こんなのが、いいかもです。

なんか、子供のような感じで、何度も何度も見るわけですね。

語学の研究者を育成するような勉強の仕方は、やはり止めたほうがいいですね。

まず、聞いて、そして、話す。
この繰り返ししか、語学が上達する道はないでしょう。

ITのネットを上手く活用するのは、こうした場合、一番効果が出やすいでしょう。